ゆきゆきて、ジザメリ。

JosefK2005-11-01

今日はジーザス・アンド・メリー・チェインを聴いていた。

だから何だ、と言われても困るんだけど、

数年前までジザメリは私にとってかなり

「苦手なバンド」だった。

理由はごくシンプルで、

「どのアルバムを聴いても同じ様に聞こえる」から。

「しかし芸無いなあ、この人たち。」

なんて思ってもいた。

(友人にはかなり好きな人が多いのだが)

今でもその印象は変わっていない。実際、一貫して

音の基本方針の変化に乏しいバンドだ。


でも、今はこの「一貫して変わらないノイジーな音」

が決して嫌いではない。

たまに思い出した様にCDを流して、

「ああ、結構いいな。」

なんて思ったりする。

ちなみに、デビュー時から今現在に至るまで

ずっと苦手なのがOASIS

ガキの頃からビートルズとロンドン・パンクを同時

に聴いていた、

「ルーツがどこにも無い世代」とでも言うべき

リスナー歴を持つ自分には、周囲のあのバンドに対する

熱狂がまるで理解できない。

まあOASISのメンバーは皆自分より年上で、

本来なら「OASISでロック(あるいは洋楽)に目覚めた!」

みたいな事を言っていてもさほどおかしく無い

世代の人間でもあるんだが、でも苦手なんだよなあ。

聞いてると知らず知らずのウチに自分の顔が歪んで

来るのがわかる。

いつか自分にもOASISを楽しんで聴ける時期がやって来るんだろうか。


しかし、ウルサイなあ、ジーザス・アンド・メリー・チェイン。

ひっひっひ。