煙草を吸うのを休んでみました。

もう３日、煙草を吸っていません。

しかしながら、禁煙している訳ではありません。

別に煙草を買う金も無いくらい貧乏してるとか、そういう訳でもありません。

吸ってないのは、

なんとなく、「煙草を吸うのを休んでみたくなった」から。

理由は上記の実にシンプルな物で、それ以上でもそれ以下

でもありません。

中学・高校時代から長年にわたって吸い続けて来た煙草を

「休煙」してみると、どうなるのか。

・・・・ま、所謂、離脱症状、禁断症状は予想範囲内、として。

とりあえず、「煙草代が浮く」のは確かですな。

自分は一日に平均二箱、約４０本の煙草を手にしていたので、

２７０円×２の３日分、すでに１６２０円も浮いた事になる。

たったの１６２０円と言えども、約１５ドルと

思えば、

けっこうあなどれない。

インドなら、質の良い大麻樹脂が２０グラムは買える額だ。

（日本で同じ物を手に入れようとすれば、あるいは１０万円くらい

かかるかもしれない）

ネパールやタイなら、結構高めのレストランで思う存分

飲み食いできるお金だ。

貨幣ってのは本当に不思議だ。

私には、上海に住む女性の友人（中国人です）がいて、

彼女は現地の日系企業で働いているのだけど、

その賃金は、月給で約１３００元、

日本円にして１５０００円になるかどうかだそうで・・・・。

会社の給料が安い、と、彼女は私にしばしば愚痴るのだが、

まあ大学出たばっかりの人が低賃金なのはどこの国でも

同じだとしても

（いや、その会社の本社が名古屋だから、ケチなのか・・・・？

名古屋出身者、ってあまり知らないんだけど、

「ちょっとけち臭い土地柄だ」とは良く耳にするし）、

すでに、私は元で換算すると彼女の月収の約１０分の１、

３日分の労働対価を自然に得た事になる。

（いや、実際は、単に「煙草を吸ってないから使ってない」

だけなのだが）

しかしこうして考えると、つくづく日本って国は物価が高い

んだなあ、と、自国に対してあきれたくなるが、

ライブドアの騒ぎもあった事だし、

しばらく、銭金についていろいろ考えてみようと思う。

「煙草を吸うのを休んでみる」のは、

単なるその一環で、

私はあくまで愛煙家です。

もしかしたら、このまま一生煙草を吸わない　

かもしれませんが、

それでも、心は一応、愛煙家です。

ま、いいじゃないすか、「煙草を吸わないが愛する男」なんて奴が

この世に一人くらいいても。

画像は、モリッシーのソロ・アルバム、「Kill Uncle」。

喫煙する青年が出てくる曲が入っています。