2005年に買って、一番評価に困ったアルバム

JosefK2006-06-08

といえばやはりこれ。

バーナード・バトラーとブレッド・アンダーソンのユニット、The tears

もう2006年も半ばに来たから書いてもいいだろう。

買って初めて聴いた時は、かなりうーんと考えこんでしまった。

だってやっぱり、ブレッドのヴォーカルにバーナードのギターが絡んだら、

「どうしてもスウェードにしか聴こえない」んだもん。


で、当時、「このアルバムはすぐには評価できないな」

なんて困ったりしていたものなのだが、

やっぱり今でも、

「これ、Suedeじゃん!」

って印象が全くぬぐえない。

評価に困ったのは自分だけではないらしく、アルバム発売後1年近くが過ぎた今でも、

日本のアマゾンではカスタマー・レビューが全然書かれていない。

新しいユニット名にする意味は何かあったんだろうか?

もちろん、ベースとドラムは違うメンバーだから、

Suedeのアルバムとして発売するには色々と、法的な差しさわりもあるのだろうけれど。

でも・・・・・・やっぱり音はスウェードだ・・・・このアルバムは。

元ファンとしては喜んでいいのか怒っていいのか、実に困るのですわ。