2005年に買って、一番評価に困ったアルバム
といえばやはりこれ。
バーナード・バトラーとブレッド・アンダーソンのユニット、The tears。
もう2006年も半ばに来たから書いてもいいだろう。
買って初めて聴いた時は、かなりうーんと考えこんでしまった。
だってやっぱり、ブレッドのヴォーカルにバーナードのギターが絡んだら、
「どうしてもスウェードにしか聴こえない」んだもん。
で、当時、「このアルバムはすぐには評価できないな」
なんて困ったりしていたものなのだが、
やっぱり今でも、
「これ、Suedeじゃん!」
って印象が全くぬぐえない。
評価に困ったのは自分だけではないらしく、アルバム発売後1年近くが過ぎた今でも、
日本のアマゾンではカスタマー・レビューが全然書かれていない。
新しいユニット名にする意味は何かあったんだろうか?
もちろん、ベースとドラムは違うメンバーだから、
Suedeのアルバムとして発売するには色々と、法的な差しさわりもあるのだろうけれど。
でも・・・・・・やっぱり音はスウェードだ・・・・このアルバムは。
元ファンとしては喜んでいいのか怒っていいのか、実に困るのですわ。