冥土喫茶

JosefK2006-08-11

という物があれば面白いのに、と思うのは私だけだろうか。


世代的なものだろうか、「メイド服」に何の感興も覚えない自分としては、

かの「メイド喫茶」の誕生と盛隆には、

「・・・・・・は?何ソレ?」

な気分であった。実際問題として。

(参考URLはこの辺り。
http://sotokanda.net/his_cafe.html

まあ色々な意味合いがあるが。

「喫茶店で給仕する女性なら、そりゃメイドさんじゃなくて、

ウェイトレスさんじゃん。なんでわざわざメイド服を着る必要があるんだ?」とか。

「なんで客は、”お帰りなさいませ御主人様”とか言われて嬉しいんだ?」とか。

(アレか?客の方は、「オレもいずれ大金持ちになって豪邸をブッ建て、

執事とメイドを大量に雇ってやるぜ〜〜」

みたいなマネー至上主義的かつ浜田省吾的野望にでもとり憑かれているのか?

それはそれで結構な事だが。若者は、多少は野心があった方がよろしい。それが

たとえ荒唐無稽でも)

「なんでわざわざ特別料金を払ってメイド服に身を包んだ女性従業員と

トランプなんかしなくちゃならないんだ?」とか。

(トランプくらい、会社のヒマなOLと昼休みにでもタダでやればよかろうに。

まあ、金を賭けたらもっと盛り上がるが)

ともあれ、私はまだ足を運んだ事はないが、この世には多数の

コスプレメイド喫茶が存在する。その程度の知識は自分も有している。

それ自体に対して、あんまりとやかく言うつもりは

ない(既に色々書いてしまった気もするが)。

人間の嗜好とはまさに各人様々であり、別に人様がメイドに興味を持とうが

モールス信号に興味を持とうが革共同革マル派に興味を抱こうが、

私が何か口を挟む筋合いではないだろう。

需要があるからこそ供給もあるのだ。

それを言えば自分なんか、かつて「違法ドラッグの個人密輸の手法」に興味を抱き、

もう時効だから書いてしまうが数年前に某国にて本職の売人に

付きまとって根堀り葉堀りその詳細な手口を聞き出し、

大麻樹脂約50グラムを身に忍ばせて空港の税関をくぐり、

ロビーの外に出ると共に大きくガッツ・ポーズをとった、

なるかなりシャレにならん過去を持つ人間である。

ええ、他人様の趣味にどーのこーの言える身分じゃありませんとも。

(あ、ついでにこれを読んだ警察関係者のみなさん。

もう何も持ってませんので、ウチには来ないで下さい。

本当にもう何もありません。本当ですってば)


でも、件のメイド喫茶。何でもそのほとんどは18禁、つまり18歳未満立ち入り禁止、

だそうで・・・・・。

それって何かヘンだよな。本来は単なる喫茶店、なのに。

じゃ、こっちは

「冥土喫茶」を作って80歳未満立ち入り禁止、だ!!


思うに、「若者ばかりが良い目を見る社会」というのはあんまり健全とはいえない。

やはりお年寄りにも優しくありたいものだ。

加えて、オレオレ詐欺振り込め詐欺等の横行を見ればわかるごとく、

最近のお年寄りは結構お金を持っている。

ここはひとつ、人生も終盤に差しかかったご年配の方々にターゲットをしぼり、

涅槃へと想いを馳せつつのんびりとくつろいでいただける様な喫茶店

あっても悪くはないだろう。

で、「冥土喫茶」であるからには当然、三途の川などのレプリカも作らねばなるまい。

もちろん、女性従業員が英国はビクトリア朝のメイド服を身に纏っている、

などというのは言語道断であって、

きちんと川の渡し守、後光を放つ観音様

本来なら56億7000万年待たねば見れない

弥勒菩薩のコスプレをした女性スタッフ等を多数配置し、

ご臨終もそう遠くない年齢の方々に、「冥土の土産」を存分に堪能してもらう、

この高齢化・少子化時代のニーズにマッチした

夢の殿堂喫茶を・・・・・・・・!!

・・・・・仮に作っても、多分一ヶ月持たずに潰れるな、わっはっは。

つーか、一体今日は何を書いてるんだ、自分?

煮詰まってるのか・・・・・?

では、今日の画像は、弥勒菩薩の半跏思惟像です。

あーありがたや。

いや自分、無神論者なんスけどね。